Q.ちらし寿司の素。便利だけど安全面は?

添加物たっぷりの液体にどっぷりつかった
数種の具材。 表示されない隠れ添加物にも注意!
ラベルにない添加物が潜んでいる!?
こどもの日や誕生日など、お祝い事にぴったりなちらし寿司。
一から作るとなると面倒と、市販品を活用する人も多いのでは?
市販のちらし寿司の素は、風味エキスや化学調味料などを使い、濃い目に味付けした液体にしいたけやれんこんなどの具材を漬け込んで作ります。
そのため、塩分量は高めに。
また、具材に使う添加物は加工過程のため表示義務はありません。
ラベルだけ見ると安心しがちですが、具材が多いほど必然的に使用量は大量に。
さらに、複数の具材で作る加工品は、食材ごとに違う国から調達する場合が多く、全ての原産地の開示は困難。
温かいご飯に混ぜるだけの粉末のすし酢にも注意が必要です。 即席焼きそばの粉末ソースと同じ原理で、原材料にある醸造酢粉末は、でん粉や酢酸ナトリウムに酢や酢酸を染み込ませたもの。 添加物でできたお酢もどきです。
さらに、市販の錦糸卵にもご注意を。 卵は使用していても約4割がでん粉。 グリセリンやソルビトールという添加物を加え、半生状態でも腐らないように調整。 鮮やかな色を保つために着色料も使用しています。
合わせ酢で酢飯を作り、お刺し身と自家製の卵焼きをのせるだけでもすてきなはずです。
できるだけ手作りを心掛けましょう。
まとめ
- ラベルに表示されていない隠れ添加物があると心得る。
- 粉末すし酢、市販の錦糸卵は避ける。
プロフィール・執筆

安部 司 さん
1951年、福岡県生まれ。商社在職時、食品添加物を食品メーカーに売るトップセールスマンに。退職後、全国各地で食品添加物の知識を広める講演を行う。著書『食品の裏側-みんな大好きな食品添加物』(東洋経済新報社刊)は70万部を突破するベストセラーに。現在は、無添加食品の開発や伝統食品の復興、有機農産物の販売促進に取り組んでいる。